2007-09-06 文学少女と穢名の天使 書評 野村美月 文学少女 “文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2007/04/28メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 84回この商品を含むブログ (258件) を見る 今まで引っ張っていた、というよりスルーされていた琴吹さんメインの話。でも今回も扱いヒドイなと思っていたら、やっと報われはじめて良かった。テーマは「オペラ座の怪人」で凡人にはわからない天才の苦悩についての問題が扱われるけど、遠子先輩は無理やり説得するというより、もう一度自分の功績について思い起こせせるぐらいにとどめて、後は各自にゆだねたあたりに好感がもてた。